「ピラティスで痩せるって聞いたけど、本当に体重が落ちるの?」
そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。結論から言うと、ピラティスは「体重を落とす」ことには特化していません。
でも姿勢が整い、体のラインが美しくなり、ぽっこりお腹がスッキリ見えることで、「痩せた?」と言われるようになる人はとても多いのです。
本記事では、ピラティスがダイエットとどう関係するのか、なぜ「痩せたように見える」のか、その理由を詳しく解説していきます。
ピラティスは「有酸素運動」ではない

まず最初に知っておいてほしいのは、ピラティスはウォーキングやランニングのような有酸素運動ではないということです。
確かにじんわり汗をかくような感覚はありますが、心拍数を上げて脂肪燃焼を目的にするような運動ではありません。
そのため、「短期間で体重を落としたい」「とにかくカロリー消費したい」という目的には、向いているとは言えないのです。
それでも人気がある理由とは?
ではなぜ、ピラティスはこれほど人気があるのでしょうか?
それは、ピラティスが単なるエクササイズではなく、「姿勢改善」や「コアの安定」など、体の「本質的な変化」をもたらすメソッドだからです。
日常生活の中で歪んでしまった姿勢や、弱くなってしまったインナーマッスルを整えることで、見た目が大きく変わります。特に女性の方からは、「体重は変わっていないのに、周りから痩せた?って聞かれるようになった」という声がとても多く聞かれます。

姿勢改善がもたらす「見た目の変化」

猫背や反り腰の状態だと、お腹がぽっこり出てしまったり、バストラインやヒップの位置が下がって見えたりします。これは脂肪がついたというよりも、姿勢の崩れによって“太って見えている状態です。
ピラティスでは、骨盤・背骨・肩甲骨といった体の中心軸を正しい位置に整えることに重点を置きます。すると自然に、
- ウエストラインが出てくる
- お尻の位置が高くなる
- 胸が開き、呼吸が深くなる
- 肋骨が締まり、胴体がコンパクトに見える
といった変化が起こり、「あれ?なんかスタイル良くなった?」という
ピラティスでお腹がへこむ理由
特に多くの方が感じる変化が「お腹がへこんできた」という感覚です。
これは、腹直筋のような外側の筋肉ではなく、腹横筋や骨盤底筋といった深層部の筋肉(インナーマッスル)をしっかり使えるようになるため。
これらの筋肉は、いわば「天然のコルセット」のようなもので、内臓を正しい位置に保ち、お腹を内側から引き締めてくれます。
ピラティスを継続していくことで、ぽっこり出たお腹が自然に中へ収まり、お腹がへこんで見える状態が定着していくのです。

「体重」よりも「見た目」が大事な理由

体重という数字にこだわってしまう方は多いですが、大切なのは体重が落ちたよりも、きれいに見えることです。
筋肉量が増え、姿勢が整い、ボディラインにメリハリが出れば、体重は変わらなくてもスリムに見えます。むしろ、体重を無理に落とすと筋肉まで減ってしまい、姿勢が崩れたり代謝が落ちたりするリスクも。
ピラティスは、体重という「表面的な変化」ではなく、土台から整えることで結果的に美しくなるアプローチと言えるでしょう。
ピラティスはどんな人に向いている?
- 「体重よりも、姿勢やスタイルを整えたい」
- 「猫背や反り腰を改善したい」
- 「ぽっこりお腹をどうにかしたい」
- 「筋トレは苦手だけど、体を引き締めたい」
- 「産後や更年期など、体調に合わせた運動をしたい」
そんな方にピラティスは特におすすめです。無理な負荷をかけることなく、自分の体と丁寧に向き合いながら変化を感じられるのが魅力です。

まとめ:ピラティスで「キレイに痩せ見え」を目指そう

ピラティスは「体重を減らす」ことに直結する運動ではありません。
でも、姿勢や筋肉のバランスを整えることで、体のラインが引き締まり、周囲から「痩せたね!」と言われるようなキレイに見える体へと変わっていきます。
もしあなたが、数字よりも「見た目の美しさ」を重視したいのであれば
ピラティスは、間違いなくその期待に応えてくれる運動です。
「無理な食事制限や激しい運動はしたくない」
「でも、体のラインを整えて自分に自信を持ちたい」
そんなあなたにこそ、ピラティスをおすすめします。
Ascend Performanceではダイエットを姿勢改善からの観点からもアプローチしております。実際に今回の内容でお悩みの方はぜひ体験へお越しください!!