肩こり、腰痛、猫背、反り腰。
「年齢のせいかな」「運動不足かな」と思っていませんか?
実はそれ、足首(足関節)のポジションが関係しているかもしれません。体は上からではなく、下から崩れることが多い。
足は体の土台である

人の体は積み木のように重なっています。
足→膝→股関節→骨盤→背骨→肩→首
一番下にある足が傾けば、その上はバランスを取ろうとして自然と歪みます。
例えば、
- 土踏まずが潰れる
- 足首が内側に倒れる
- 片足ばかりに体重が乗る
こうした状態が続くと、体は“倒れないように”無意識で調整します。その調整こそが、
姿勢の崩れや慢性的な痛みにつながるのです。
足関節のズレが全身に与える影響
足関節には大きく分けて
- 内側に倒れる(回内)
- 外側に倒れる(回外) という動きがあります。
■ 内側に倒れすぎると…
- 膝が内側に入りやすい
- 骨盤が前に倒れやすい
- 腰が反りやすい
- 首が前に出やすい
→ 腰痛・膝痛・肩こりの原因に
■ 外側に倒れすぎると…
- 足の外側ばかり使う
- ふくらはぎが張る
- 股関節がうまく使えない
→ 足首の不安定感・片側の腰痛に
足首は小さな関節ですが、その影響は想像以上に大きいのです。

姿勢は「頑張るもの」ではない

「背筋を伸ばしてください」「お腹に力を入れて」
そう言われて意識したことがある方も多いと思います。
ですが、足元が崩れている状態で上だけ整えようとすると、体はまた元に戻ります。
なぜなら、体は常に“楽なバランス”を探しているから。
本当に姿勢が良い状態とは、
- 無理をしていない
- 呼吸が楽
- 足裏が安定している
という状態です。
足関節のポジションが整うと、
「頑張らなくても自然に立てる」ようになります。
マッサージだけでは変わらない理由
足裏をほぐす、ふくらはぎを揉む、整体で整えてもらう
それで一時的に楽になることはあります。でも、また戻る。それは「ポジション」と「使い方」が変わっていないからです。
足関節には
- 曲げ伸ばし(背屈・底屈)
- 内外への傾き
- わずかな回旋
といった複雑な動きがあります。
これらがスムーズに出ないと、上の関節が無理をします。本当に必要なのは、足首を正しい位置で“使える状態”にすることです。

痛みの本当の原因は結果かもしれない

肩が痛いから肩が悪い。腰が痛いから腰が悪い。とは限りません。
その痛みは、足首から始まった連鎖の“最後のサイン”かもしれません。体はすべてつながっています。
もし、
- 姿勢が良くならない
- 慢性的な腰痛がある
- 立っていると疲れやすい
そんな方は、一度足元を見直してみてください。
土台が整えば、体は自然と整います。
無理に変えなくてもいい。まずは「足首のポジション」を知ることから。
体は、正しく使えばちゃんと応えてくれます。