日常生活でも、趣味のスポーツでも、そしてアスリートとしての競技パフォーマンスにおいても、
僕が一番大切だと考えているのは「どれだけ効率よく動けて、どれだけ無駄なく力を発揮できるか」という視点です。
単純に筋力を上げる、練習量を増やすだけでは、必ずしもパフォーマンスが向上するとは限りません。
同じ体格、同じ筋力でも、動きの質によって結果は大きく変わります。
力があるのに結果が出ない理由

「筋トレもしている」「練習も頑張っている」
それでも
- スピードが出ない
- 動きが重い
- すぐに疲れる
- どこかを痛めやすい
こうした悩みを抱える選手は非常に多いです。
その原因の多くは、身体の使い方が非効率なまま力を出そうとしていることにあります。
力を生み出せても、それをうまく伝えられなければパフォーマンスにはつながりません。
動きの質がパフォーマンスを決める
パフォーマンスの高い選手に共通しているのは、
- 関節がスムーズに動く
- 体幹と手足が連動している
- 必要な筋肉が必要なタイミングで働く
といった「動作の連動性」と「力の伝達のうまさ」です。
つまり、
強い身体よりも、まず“上手く使える身体”であること。
これが、少ない力で大きな結果を出せる選手の条件です。

機能を高めるトレーニングとピラティスの役割

ここで重要になるのが、
- 可動域
- 安定性
- 姿勢
- 呼吸
- 体幹のコントロール
- 股関節や胸郭の使い方
といった身体機能そのものを高めるアプローチです。機能的トレーニングやピラティスは、筋肉を大きくするためのものではなく、
・力を正しく伝える・無駄な力みを減らす
・ケガのリスクを下げる・パフォーマンスを安定させる
ための土台作りとして非常に有効です。
土台が整ってこそ、パフォーマンスは伸びる
どれだけ高性能なエンジン(筋力)を積んでいても、シャーシや足回りが歪んでいれば、その力は地面に伝わりません。
まず整えるべきは「動きの質」と「力の使い方」。
効率よく動ける身体を作ることで、日常生活は楽になり、スポーツのパフォーマンスは伸び、アスリートとしての可能性は大きく広がります。

まとめ ー より少ない力で、より大きな結果を

トレーニングもピラティスも目的は同じです。
より少ない力で、より大きな結果を出せる身体を作ること。
効率よく動作ができ、無駄なく力を発揮できる身体こそが、パフォーマンス向上の最短ルート。
この考え方を軸に、これからも日常動作から競技パフォーマンスまで、本質的な身体づくりを伝えていきます。