トレーニング後は楽になるのにまた痛くなる…そんな方に知ってほしいこと

「トレーニングをした直後は腰が楽になる」「ストレッチや運動をした日は調子が良い」「でも数日するとまた元に戻ってしまう」
このような経験はありませんか?
実はこの状態は、体が良くなっていないわけではありません。
むしろ一時的に体の使い方が改善されているからこそ、痛みが軽減している可能性があります。
問題は、その良い状態を普段の生活の中で維持できていないことです。
そのためには、単に運動をするだけではなく、弱くなった筋肉を無意識でも使える状態まで変えていく必要があります。

目次

① 痛みが戻るのは「元の動き方」に戻っているから

膝が痛い人

慢性的な腰痛や肩こりがある方の多くは、
・特定の筋肉ばかり使っている
・本来使うべき筋肉が働いていない
・同じ動き方を繰り返しているという特徴があります。
例えば腰痛の場合、
・お尻を使えない
・股関節が使えない
・腰ばかり頑張っている
というケースが非常に多く見られます。トレーニングを行うと一時的に体の使い方が改善されます。
しかし日常生活に戻った瞬間に、またいつもの動き方へ戻ってしまうと、同じ場所に負担が集中し、再び痛みが出てきます。

② 本当に必要なのは「無意識で使えること」

少ない力で軽快に走る様子

よくあるのが、「お尻を使ってください」と言われて、その場ではできるようになるケースです。
しかし実際に大切なのは、トレーニング中だけお尻を使えることではありません。
・歩く
・立つ
・しゃがむ
・階段を上る
こういった日常動作の中でも自然に使えることが重要です。
人は普段の生活でいちいち筋肉を意識していません。

だからこそ、意識しなくても使える状態まで学習させる必要があります。

③ 「使おうとする」より「使わざるを得ない環境」が大切

色んな動きをしてる人

多くの人は、「お尻を意識してください」「腹筋に力を入れてください」
と言われると、一生懸命意識しようとします。しかし実際には、
意識だけで体の使い方を変えるのは難しいことが多いです。
そこで重要になるのが、使いたい筋肉を使わざるを得ない環境を作ることです。

例えば、
・お尻を使わないと立ち上がれない
・股関節を使わないとできない
・体幹が働かないと安定しない
このようなトレーニングを行うことで、体は自然と必要な筋肉を使うようになります。
つまり、筋肉を意識することよりも、

「正しい動きを引き出す環境作り」の方が重要な場合も多いのです。

④ ただし順番を間違えると効果は出にくい

順番を表す

ここで注意したいのが、最初から高度なトレーニングを行っても効果が出にくいことです。
例えば、お尻が全く使えていない人に対して、「スクワットをしましょう」と言っても、
腰や前ももばかり使ってしまうことがあります。
まずは、
・お尻の存在を感じる
・どこに力が入るか理解する
・正しく収縮する感覚を覚えることが必要です。

その上で、
・立位動作
・スクワット
・ランジ
・スポーツ動作へ発展させていくことが重要です。
順番を飛ばしてしまうと、結局いつもの筋肉ばかり使うことになり、根本的な改善にはつながりません。

◆まとめ

まとめ

トレーニング後は痛みが軽くなるのに、すぐ元に戻る。
そんな方は、
・弱くなった筋肉が使えていない
・日常生活で元の動き方に戻っている可能性があります。

改善のためには、使うべき筋肉の感覚を覚える、正しい動きを学習する、無意識でも使える状態を作ることが重要です。
そして、ただ筋肉を意識するだけではなく、「その筋肉を使わざるを得ない環境」でトレーニングすることが、体の使い方を変える近道になります。
慢性的な痛みを改善するためには、筋肉を鍛えるだけではなく、体の動かし方そのものを変えていくことが大切なのです。

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