腰痛には種類がある?病院に行くべき腰痛と、自分で改善できる腰痛の見分け方

腰痛=全部同じではない
「腰が痛い」と一言でいっても、その原因や状態は人によってまったく違います。

  • 朝起きたときだけ痛む
  • 動き始めると少し楽になる
  • 立ち上がるときにズキッとくる
  • 重たいものを持った瞬間に激痛が走った

こうした症状はすべて腰痛ですが、
実は「急性腰痛」と「慢性腰痛」では、体の中で起きていることも、取るべき対応も異なります。
まずはその違いを正しく知ることが、「いつまでも治らない腰痛」から抜け出す第一歩です。

目次

急性腰痛(ぎっくり腰など)は「動かさない・冷やす・病院へ」が基本

病院

急に腰に強い痛みが走って動けなくなった、

物を拾おうとしてギクッとした、

そんなケースはいわゆる**ぎっくり腰(急性腰痛)**の可能性があります。

これは筋肉や靭帯の微細な損傷、あるいは椎間板への急な負荷などによって起こり、

一時的な炎症が強く出ている状態です。

このときにやってはいけないのが、

「無理に動かす」「痛みを我慢してストレッチする」こと。

炎症が悪化し、かえって回復を遅らせる原因になります。

急性腰痛のときは、

  • 初期は冷却(アイシング)で炎症を抑える
  • 痛みが強い場合は無理せず病院で診察を受ける
  • 2〜3日安静にし、徐々に動きを戻す

という流れが基本です。

特に以下のような症状がある場合は、すぐに整形外科へ行くべきサインです。

  • 足のしびれや感覚の鈍さがある
  • 咳やくしゃみでも腰に激痛が走る
  • 安静にしても痛みが強い・夜も眠れない
  • 発熱や体重減少を伴う

これらは椎間板ヘルニアや圧迫骨折、内臓疾患などの可能性もあるため、

自己判断は禁物です。

慢性腰痛は「体の使い方・筋肉バランス・生活習慣」の問題がほとんど

一方で、明確なきっかけがなく、

「ずっと鈍い痛みが続く」「疲れると痛む」「朝より夜がつらい」

といった腰痛は、慢性腰痛に分類されます。

このタイプは、骨や神経の異常ではなく、

筋肉の硬さ・姿勢の崩れ・体幹の弱さ・日常動作のクセなどが積み重なって起こります。

つまり、生活習慣と身体の使い方を変えることで改善できる腰痛です。

筋トレ

よくある慢性腰痛の原因

腰痛の様子
  • 骨盤が後傾して、常に腰に負担がかかっている
  • お腹側(体幹)が弱く、腰の筋肉で支えすぎている
  • 股関節や胸郭(肋骨周り)が硬い
  • デスクワークやスマホで前傾姿勢が長時間続く
  • 呼吸が浅く、背中や腰まわりの筋肉が緊張している

これらは一見バラバラなようで、実はすべて「姿勢と動作のバランスの乱れ」が根本原因。

いくらマッサージや電気治療をしても、

日常で同じ姿勢・同じ動作を繰り返せば、また痛みが戻ってしまいます。

慢性腰痛を根本から改善する3つのポイント

ここからは、Ascend Performanceでも重視している根本改善の考え方を紹介します。

①「支える筋肉」を育てる(体幹・股関節の安定)

腰痛の多くは、「腰が動きすぎている」ことで起こります。
本来、腰(腰椎)は大きく動かす場所ではなく、安定させる場所です。
しかし、股関節や胸郭が硬くなると、その動きを腰が代償してしまい、痛みにつながります。

だからこそ、股関節や胸郭をスムーズに動かす可動性トレーニングがセットで必要です。

腹横筋や多裂筋など、腰を支えるインナーマッスルのトレーニング

スクワット

②「姿勢のクセ」を見直す

姿勢を鍛えている

長時間の座位や立ち仕事で崩れた姿勢も、慢性腰痛の大きな要因です。

特に多いのが、

  • 骨盤が後傾して背中が丸まるタイプ
  • 反り腰で常に腰の筋肉が緊張しているタイプ

日常の姿勢を少し意識するだけでも、腰への負担は大きく変わります。

  • 座るときは骨盤を立て、坐骨で座る意識を
  • 背もたれに頼りすぎず、お腹に軽く力を入れて支える
  • 長時間同じ姿勢を取らない(30〜40分で一度立ち上がる)

③「生活習慣」も腰痛のカギ

実は、腰痛には睡眠の質・食事・ストレスなども関係しています。

筋肉は寝ている間に回復するため、睡眠不足は痛みの慢性化を招きます。

また、栄養バランスが乱れると筋肉の修復が遅れ、体がこわばりやすくなります。

運動だけでなく、

「よく寝て」「よく食べて」「よく動く」

この基本を整えることも、立派な腰痛対策です。

日常

腰痛の改善は「痛みを取る」ではなく「動ける体をつくる」

動ける体

多くの人は「腰痛を治したい」と思っていますが、

本当に大切なのは**「痛みが出ない身体を作ること」**です。

湿布やマッサージで一時的に楽になっても、

体の使い方が変わらなければ、また痛みが出てしまう。

だからこそ、

「どこが動いていないのか」

「どこで代償しているのか」

を見極め、根本から動作を整える必要があります。

Ascend Performanceでは、

姿勢分析や動作チェックを行い、

その人の体のクセや弱点を見極めたうえで、

ピラティスやトレーニングを組み合わせた“再発しない身体づくり”をサポートしています。

まとめ:腰痛のタイプを見極め、正しい行動を

  • 急に痛みが出た腰痛 → 病院で診断を受ける
  • 長く続く腰痛 → 体の使い方や生活習慣を見直す

この見極めができるだけで、腰痛への対処は大きく変わります。

「湿布や整体でごまかす腰痛」から、

「動ける体を育てて再発しない腰」へ。

腰痛の原因を根本から変えたい方は、

ぜひ一度、Ascend Performanceにご相談ください。

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